ふてくされている ～ 近況 ～

子どもがふてくされようものなら、

　「うっとーしいわっ」

と、更に追い打ちをかけるだろうに、

いいオトナなわたしが、ふてくされていても、

そういう直球はぶつけられません。

そもそも、わたしも素直にふてくされてりゃしないのです。

イライラしていたり、なにをするにも覇気がなかったり、

そういう状態が続いています。

なのに突然、衝動買いしたりします。

ギターなんか、こないだのステージ以来触ってもいませんでした。

ついさっき、ケースから出したら、

カポが１フレットについたまんま。

つまり、最後に歌った「ナキムシのうた」の位置のまま、放置されてたワケです。

ダメじゃん。

自分で、そんな自分を持て余して、イヤな気持ちになってました。

冗談じゃないわと思ってました。

でも、母とかに文句を言われようものなら、

三倍くらいにして返したりして。

なにに対して、ふてくされているのか。

ささくれだったココロに、いろんなコトがひっかかって、

いちいち、痛い。

テレビから漏れてくる馬鹿馬鹿しい日本語にまで、

いちいち、ひっかかってる。

馬鹿じゃないの？

馬鹿は、わたしです。

いつまでこんなふうに、ふてくされているつもりなんでしょう。

格好悪いのは、百も承知で、地団駄踏んでいるようなものです。

シャボン玉でも飛ばすしかないのでしょうか。

（職場では、ママ恋しさに泣いている子どもの気をそらすために、

そういうテをよく使います）

シワシワになったハンカチに、アイロンをかけるみたいにして、

わたしのココロをピンと伸ばしたい。

…とりあえず、洗ってみますか。