ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

「頑張る」を教えて。

なにもこんなに暑くなくても・・・という炎天下の中、

区の小中学校合同の陸上記録会が、開催されました。

うちの娘は、400メートルリレーの第3走者として、出場しました。

また集合時間を勘違いしていて、先生から電話がかかってくるという

恥ずかしい出来事もありましたが、

わたしもあとから息子と一緒に、応援に行ってきました。

頑張るというコト

結果は、最初から最後までずっとトップ独走の、1位。

転んだらどうしよう。バトン落としたらどうしよう・・・。

と、見ているわたしの方が、ドキドキしてましたが、

娘は、ちゃんと結果を出しました。

ソフト部が終わってから、1ヶ月。

9月に演奏会のある器楽部とのカケモチ。

でも、どちらも休まずに、暑い中、毎日のように学校へ通いました。

だからこそ、その頑張りが報われるといいなあって、

わたしは思っていたんだと思うけど。

どんなに願っても、でもそれは、わたしにはどうしようもない。

娘の姿を、目で追うコトしか出来ない。

願うコトしか出来ない。

これから、そんなコトばっかりなんだろうな、と、思う。

今日は、たまたま結果が出せたけど、報われないときだって、

きっと何度もあるんだろう。

 「頑張ったんだから、いいよ」

って、わたしが言っても、なんの慰めにもならないようなときも。

でもさ。

そんな娘に、わたしが教わっているんですよね。

 「頑張るって、どういうコトか」。

理論じゃなく、理屈じゃなく。

その存在全部で、教えてくれる。

 「見ていてよ」

と言うワケでもなく。

キレイゴトでもなく。

いま、ふと思い出したのは、もっとうーんと小さな頃に、

車を降りて歩き出したわたしの横を、一生懸命小走りについてきた娘の姿。

そんな娘を、

 「こいつ、かわいいなあー」

と、思った、あの日のわたし。

大きくなって、100メートルを全力疾走して、

きっとわたしよりも早く走るようになったけれども、

やっぱり、わたしにとっては、娘はあのときのままなのかも。

わたしより大きくなっても。

もしか、わたしが死んで、わたしの歳を追い越す日がきても。

安心なんか、きっと出来ない。

ずっと、頑張る姿にハラハラ、ドキドキしつづける。

そして、一喜一憂して、励まされるんだ。

きっと。