ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

ノスタルジーをおいかけて

先日。

とある年上の女性と、熱く語る機会があったのでした。

その方は、歌ではなくて、お芝居というカタチで、いろいろ表現されている方で、

情熱の注ぎ方が、ハンパじゃない。

思わずつられて、わたしも自分の歌について、いろいろ語ってしまいました。

文章にしちゃうと、つまんないコトだけど。

ときどき。

なんでもっと早く、こんなふうに歌うコトをしなかったんだろう。

と、思うときがあります。

せめて、あと10年。5年。ううん、3年。

もう少しだけでいいから、早く、始めていたらよかったのに・・・・と。

でも、それは違うのです。

分かっているのです。

10年前のわたしには、歌えなかった歌を、いま、歌っているのだから。

ヒトとの出逢いだって、きっとそう。

なんでもっと早く出逢わなかったんだろう・・・。

そんな出逢いなんて、いっぱいある。

でも、このタイミングで出逢えたからこそ、伝わるナニカがあるんだって・・・・。

そう思うから。

でも、それは、おかーさんソングのコトだけを言ってるんじゃないです。

母親目線の歌を作れるのは、もちろん、わたしが母親だから。

そんなわたしだから、同じ立場のヒトに共感してもらえる歌が、かける。

それは、もちろん、そうなんだと思う。

だけど、それだけじゃない。

わたしは、「おかーさん」の「おかーさん」っていうキモチだけに、

歌を歌っているんじゃないはずだと、思う・・・・・のです。

それを、文字にしてしまったら、ペラペラになっちゃうだろうけれども。

なんでもっと早く・・・。

そんなふうに思うキモチは、これからだって、波のようにやってくるでしょう。

だけど。

わたしは、わたしのまんまで。

カエリタイ場所をイメージしながら、歌を、歌う。

ココニイルヨ・・・・と、歌を、歌う。

遅すぎない。

早すぎない。

絶対に。