ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

母の日コンサート <その1>ココロ模様編

何から書いていいのか、分からないくらいに、

昨日という一日は、すごい一日でした。

「母の日ライブ」

そう銘打ったコンサートが、七宝町の産業会館で開催されました。

企画・実行は、シフォンを結成当初から応援して下さっている、ののさん

でも、彼女もこういったコンサートを企画するのは、初めてというコトで、

いろいろな苦労や迷いや、妥協を経て、ようやく本番当日を迎えました。

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そんなののさんのキモチに、なんとか応えたかったし、

シフォンとして、「母の日」というコンセプトで、これ以上はないだろうという、

ステージだったワケで・・・・。

逆に言えば、ここでコケたら、もう立ち上がれないんじゃない?

っていう不安があったりもしました。

共演(タイバンっていうのかな?)は、「キャラメルママ」さんというアカペラユニット。

面識はあったものの、ステージを観るのは、今回が初めて。

PAスタッフは、CD制作にもご尽力頂いた、仲間たち。

もちろんそれは、ののさんの声がけで、集まってくれた心強い顔ぶれなのでした。

さあ、舞台は整った。

つまり・・・変な言い方だけど、

パッケージはカンペキ!

あとは、中身を入れるだけ・・・・というそんな状態になったとき・・・。

包みをほどいて、中身を手にとって、

 「なんだこりゃ・・・・」

と、思われたらどうしよう。

そんなキモチが、わたしの中にはあったのでした。

もちろんもちろん、ののさんも、スタッフのみんなも、

 「いつも通りのシフォンでいけば、大丈夫だから」

と、口を揃えて言ってくれるのだけど。

そして、それを裏付ける自信のカケラみたいなものは、

先日の「藤まつり」のときにも、手にしたはずなのに。

会場に到着して、みんなが、着々と準備を進めていく中で、

わたしは、地に足がつかないまま、相方と支離滅裂な会話をしていたような

気がします。

リハが済んでも、まだそこで歌うという実感がないままに。

かづよちゃんが到着して、それから友人たちが到着して・・・・

義父母も、やってきて。

段々と、ああホントに始まるんだ・・・・というキモチになってきて。

誰の顔を見ても、みんな、とびきりの笑顔で、わたしに「がんばれ!」と言ってくれている。

 「さあ、歌っておいで」

と、泣きたくなるくらいの優しい顔で、送り出してくれているのでした。

コンサートが幕を明け、キャラメルママさんが歌い始めて。

その空気がいっぱいに広がった中で、

いつもの「緊張」という感情とは、どこかが違う、

いままで感じたコトのないような、ぐるぐるした感情がありました。

指先にのっかった、やじろべえみたい。

 「やったるぜ!」「楽しむぞ」「任しとけ!」

そんなプラスの感情と、

 「怖い」「真っ白になりそ・・・・」「ガッカリされたくなーい」

そんなマイナスの感情が、

行ったり来たり。

アカペラの演奏を聴きながら、相方と、その感想を口にしながら、

笑顔でいながら・・・・わたしのココロの中は、

暖色と寒色の入り交じったマーブル模様のようでした。