ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

懺悔の理由

昨日の名誉挽回で、息子のコトを書こうっと。

3年生になりたての、ほやほや。

最近、「ママ」じゃなくて「お母ちゃん」と言う方が増えてきた。

そんな息子が、昨日、お風呂上がりにバスタオルを巻いて、

わたしのところへやってきた。

 「あのねー、今日ねえ」

わたしは、PCに向かったままで、

 「なあに?」

と相づちをうつ。

 「NくんとYくんがさー、いいなあーいいなあーって、

あんまり言うもんだからさあー」

はぁ?

 「なにを?」

 「ポケモンレンジャーの攻略本」

・・・・・ああ。

先週、出たばかりのゲームの攻略本を、わたしが買ってあげたのだ。

前から約束してたし。

 「いいなーってあんまり言われたもんで、つい言っちゃったんだよねえ」

息子は、タメイキマジリに、言った。

 「全然役に立っとらんよって」

・・・・・・ほー。

どうやら、今日、友達との会話の中で、息子は友達に攻略本のコトを

羨ましいと言われて、彼なりに思うところがあったようで、

つい、そんな大したもんじゃないよ、というコトを言ったらしい。

それで、お風呂でそれを思い出したみたい。

で、息子は、わたしの顔を見て、ちょっと心配そうになって、

こう続けた。

 「ごめんね」

・・・なんで?

わたしが、キョトンとしていると、

 「ほんとは役に立ってるからね」

そうか。

そういうことか、と、わたしはやっと、気づく。

せっかくママが自分に買ってくれたものなのに、

『役に立ってない』と言ってしまったコトが、息子は後ろめたかったんだ。

なんか、足で踏みにじってしまったような、そんなキモチになったんだろうな・・・。

 「うん、いいよ」

わたしが笑うと、息子は安心したように、笑った。

わたしは、そんな息子が、大好きです。