わたしのコドモでいるコト

わたしのコドモでいるというコトは、

結構疲れるコトだろうなあって、よく思います。

わたしは、すごーく気分屋だし、短気だし、自分勝手だから。

コドモは親を選べない・・・なんて言うけれど、

この先の人生で、二人とも、しみじみとそう思うのかなあーなんて。

母親になってみて、いろいろと「向いてない」と思うコトも多々あって、

だからって、ヤーメタとは言えないから、自分に対して、

「母親失格」のレッテルを貼りながらも、そこを手で隠したりして、

今日までやってきたワケですね。

向いてない・・・とは、思うけど、別に、「母親」っていうのは、職業なんじゃないんだし。

「わたし」のまんまでいいんじゃない？

なんて、やっと最近は思えるようにもなってきました。

なかなか寝ない息子。８歳。

ホント、彼は赤ちゃんの頃から、宵っ張り小僧なんだけども、

その分、寝る間際の会話量が多いです。

娘は、「あっ」という間に寝ちゃうので、ほとんど会話はないですからね。

もう、こっちの方が眠たくて、だからある日、あんまり考えずに、

　「ねえ、ママのことさ、ベコンベコンって思ったことある？」

なんて、ワケのわからない問いかけをしてみたワケです。

息子は、ベコンベコンって何よ、とは言わず、

　「ないよ」

と答えました。

　「じゃあさ、ビタンビタンは？」

　「ない」

　「じゃあねえ・・・・ほわんほわん、は？」

　「・・・・それは、あるかな」

あるんだ（笑）！

他人が聞いたら、なんて馬鹿馬鹿しいやりとりなんだ、と思うに違いないんだけど、

（いや、多分、身内が聞いても馬鹿馬鹿しいと思うんだろうけど）

コトバの響きで、そのコトバが表すナニカを、彼なりに考えて、答えてくれてるんだなと

思ったら、妙にいとおしくなって、コイツ、かわいいな、と思ったりしたワケです。

わたしのコドモでいることは、大概、疲れるに違いないんだけど、

そんなに相性悪くないよねえ？

なんて、思ったりもするのは、こんなとき、です。