12分の1
世の中に、「12」という数字で成り立つモノって、結構ありますね。
時計でしょ。
カレンダーでしょ。
星座でしょ。
干支もそう。
それから・・・1ダース、とか?
テレビのリモコンのチャンネル、とかも。
まだあるかなあ?
えっ、このタイミングで、そうなるかい?
っていうコトって、世の中にはそれなりに、あったりする。
その確率は、時には何億分の1だったりするんじゃないかと思うのです。
ヒトとヒトとの出逢いとか、ナニカを思いつくキッカケとか、
100年生きても、そうそう手には入らないモノを、
この手にするコトだって、あったりして。
神様って、いるのかも・・・・なんて、
ふっと思ったりするんです。
何億分の1の偶然は、必然だと思いたくなって、
運命だなんて名前をつけてしまいそうになります。
でも、それは、本当は、何億分の1なんかじゃなかったかも知れないし。
偶然は、単なる偶然かも知れないし。
一見、複雑に入り乱れた一期一会の人生だけど、
だからって、「運命」だなんて決めつけて、いろんなコトを諦めたらダメだよねえ?
逆に、いろんなコトにこだわりすぎてもダメだよねえ?
何億分の1だって、おおまかに分けたら、12分の1くらいかも知れないさあ。
それだって、まあ、賭けてみるには大きくない確率かも知れないけれども、
運命ってほど大した数字でもないでしょう。
身構えずに、意地張らずに・・・・
大切なコトはなんだろう?
って、考えてみたいなあって思ったのです。