キティちゃんのバンソーコ
土曜日の午前中、インフルエンザの予防接種に行きました。
娘と息子と3人で。
母親歴11年の中で、インフルエンザの予防接種は、
初めて受けました。
なんせ、去年というか今年の2月、
わたしだけがインフルエンザにかかり、
しかも、「今だけは、カンベンして!!」というタイミングでかかって・・・
痛い目をみたから。
それまでは、インフルエンザなんて、占いみたいなモンで、
当たるか当たらないかわかんないし、高いから・・・
やーめたっ・・・って、いつも受けませんでしたけど。
息子は、ずっとイヤダイヤダと言い続けてました。
待合室は混んでいて、1時間待ちだったし。
出直そうかなぁーと迷っていると、娘が冷めた顔で、
「いいじゃん、せっかく来たんだから、うければ」
と言うので、
「それもそうだね」
とナットクして、待つことにしたのです。
さんざん待って、やっと診察室に呼ばれて、
ここでまた誰から受けるか・・・・で、少しもめて^^;
結局、娘→息子→わたし・・・という順番に決まりました。
机には、コドモ用に用意されたシールつきのバンソーコ。
そして、ニコニコした先生が、娘の肩に、チクリと注射。
「はい、おしまい」
娘は、ケロリとして。
「全然痛くないし」
「バンソーコ、どれがいい?」
看護婦さんが、かわいいシールを見せても、
「どれでもいい・・・」
クールな娘は、マイメロちゃんのついたバンソーコを貼って貰っていた。
その様子を見て、息子もホッとしたように肩を出して、チクリ。
「あ、ほんとだっ、痛くない」
大袈裟に驚いて、息子は言いました。
「バンソーコ・・・」
「オレねっ、絶対、これっ」
看護婦さんが言う前に、息子は赤い車のついたバンソーコを指さした^^;
「はい、これね」
・・・・・・・すいません、騒がしくて。
すっかりハイテンションになってしまった息子を睨みつつ、
わたしの番。
「オトナのは、ちょっと痛いですけどね、ガマンしてくださいねぇ」
と、言われて、ちょっと身構える。
・・・・・・痛かった。
いや、ホント・・・・痛かったです。
「はい、おかーさんには、キティちゃん貼ってあげます」
看護婦さんは、顔を歪めたままのわたしの肩に、
優しくキティちゃんのついたバンソーコを貼ってくれました。
・・・・・ああ、うれしい。
家に帰って、留守番していた妹に、
三人して、バンソーコを順番に見せびらかしました。
はい、これで、わたしは、インフルエンザにかからずにすむでしょうか????
9000円もかかったんだから(正確には、コドモはあと1回受けなきゃなので、トータル15000エン)、
かかったら、泣くからねっ!