思春期がやってくる
娘は、五年生。
そろそろ、いろいろ分かってくるお年頃。
おととい、打ち上げと称して飲み会をしたとき、
「飲んじゃダメ」
と言われて、ムッとして、
「乾杯するくらいいいでしょっ?
わたしが飲んで、なにかメイワクかけた?」
と言って、泣かせてしまった^^;
おとなげなーい・・・。
でも、わたしも子どもの頃、盆だ正月だって集まってくる親戚の宴で、
いつもは「オホホ」って笑っている叔母様たちや、
むっつりと座っている叔父様たちが、
夜が更けた頃に、ボリューム上げた声で、わははわははと笑っているのを見て、
何がそんなに楽しいんだろう・・・うるさいなあ。
と、迷惑顔で、見ていた記憶がある。
娘も、わたしをそんなふうに見ているのかなあ、と、思った。
さっき、下で祖母といたら、娘がトントントンと降りてきて、
ニコっと笑って、
「ママに逢いに来ちゃった」
と言った。
「なにか用事?」
と聞いたら、
「ううん、逢いに来ただけー」
最近滅多にないけど、まだこんなふうに甘えに来たりも、する。
「Nっちょは、コトナだねえ」
と言ったら、くすくすっと笑った。
これから、どんどん思春期になっていく娘。
それは、わたしも通ってきた道のはずなのに、
きっとわたしには、もうわからなくて、頭を抱えたりするんだろう。
それでも、向き合っていこうと思ってる。
わたしなりに、わたしなりの母親をやっていこうと思っている。
そこに正解なんかは、ない。
あるのは、「わたし」だけだ。
揺らぐもんか。
正も負も、ここにある。
ありすぎるほど、ある。
「ママみたいには、ならない」
そう言われたとしても、わたしはわたしをやめないさ。
・・・っていうか、わたしも言ったっけな^^;
「お母さんみたいには、ならないっ」
言った。
言ったわ。
息子の思春期は、まだまだ先だけど、
そっちの方が、未知の世界でコワイかも知れない。
がーんばろっと。