ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

打ち上げる

本日、みなと祭り。

いつも微妙な天気が多いのだけど、今年は快晴。

夕方にはもう、浴衣姿の若いコたちが、近所を歩き始めてました。

去年は確か、パソコンの不具合をずっと直していて、花火どころじゃなかったし、

ここ数年、落ち着いて花火を見るという習慣もなかったなあーなんて思いながら、

見上げた空に、レモンのカタチをしたお月さま。

それから、きらめく観覧車。

そして、打ち上がる、色とりどりの花火。

咲いたと思ったら、すぐに消えていく花火。

タメイキ混じりに、次を待っている。

消えない花火があればいいのになんて、

ふと思うけど、

それなら、観覧車の灯りで充分じゃんかと、思い直す。

同じ花火なんて、ないものね。

1つ1つの花火が、大事なんだものね。

たとえば、楽しいイベントや出来事は、すぐに終わってしまうもので、

このまま時間が止まればいいって、心から願うけど。

その気持ちを大事にしなくっちゃいけないんだよね。

時間が止まらないのならば、

次の花火を打ち上げる。

もっと、すごい花火を打ち上げる。

カレンダーに並んだ、365個の数字。

それは、誰にでも公平に並べられています。

でも、今日を、昨日を、おとといを、・・・指で押さえてみる。

わたしが、過ごした時間が、そこにはちゃんとあって、

花火は消えても、出来事は消えない。

誰にでも公平な「昨日(思い出)」なんて、ない。

だからこそ。

楽しかった分だけ、サビシサはやってくる。

これでもかと、やってくる。

でもサビシサが怖くて、閉じこもってるなんて、そんなの、

もっとイヤだよ・・・。

だから、きっとまた打ち上げる。

今日のように、昨日のように、おとといのように、打ち上げる。

わたしの、毎日を打ち上げる。

ばーん!!ってね。