また逢える
本日は、七夕。
微妙な天気ではありますが、織り姫さまと彦星さんは、
今夜は逢瀬を楽しむことが出来たのでしょうか?
一年に一回しか逢えないなんて、
わたしだったらイヤだけど、
考え方を変えてみると、
一年に一度でも、永遠にそれが続いているのだから、
それはそれで、いいのかも、なんて。
たとえば、毎日逢っているヒトとでも、
明日のコトは分からなくて、
ときどき、ふっと、そんな不安に陥ってしまう。
ある日突然、わたしは誰とも逢えなくなってしまうんじゃないか。
大切な大切なヒトに、
サヨナラも言えないまま、消えてしまうんじゃないか。
そんなコトを想像すると、
「また逢える」
っていう約束が欲しくなります。
大切な大切なヒトと、
また逢いたい。
こんな気持ちは、一過性で、ただのセンチメンタルだったりする。
それは、百も承知なんだけど。
もう大きくなって、短冊に願いごとなんてしなくなった子どもたち。
笹飾りは、職場で見るだけの行事になってしまった七夕。
それでも、わたしは今宵、星に願いを。
どうか、また逢えますように。
永遠に逢えますように。