ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

期待する

よく、

 「何も言われなくなったら、おしまいだぞ。

期待されているから、うるさく言われるんだからな」

っていうお小言、耳にしますよね。

特に、親というのは、子どもにたくさん期待をかけるモノなんですが・・・。

確かに、

 「期待してないから」

って言われたら、ちょっと面白くない。

だって・・・「出来ない」って思われてるってコトだもんね。

わたしは、割と、親の期待に応えようとして生きてきた気がします。

応えようと・・・というか、ガッカリされたくなかった。

手放しで、

 「お前は自慢の娘だよ」

なんて言われたコトは、ただの一度もないんだけど、

長女で、それなりに期待は感じていたので、

例えば、高校受験のときだって、落ちたらどうしようって、ドキドキしたし、

なんていうか・・・アウトロー的な生き方はしちゃいけない気がしてた。

要するに、真面目でした。

みんなが「卒業旅行に行こう」と言っても、

父親にダメだと言われたら、諦めたし。

父親の価値観で、わたしは物事の判断をしていたよなあーって、思います。

決して、暴力を振るうような父ではなかったんですが、

一体何がわたしをそうさせたんでしょうね。

未だに、わたしは失敗を恐れる傾向にあります。

ガッカリされたくないし、怒鳴られるのも、イヤ。

もう、父はこの世にはいないのに。

でも、期待されるのは、大好き。

 「期待してるよっ」

って言われると、嬉しい。

 「あ、期待してないから」

なんて言われようものなら・・・・

顔ではニコニコしつつも、

 (見てろよぉー、絶対結果を出してやるからっ)

と、闘志を燃やすタイプです。

さてさて、

自分が親になって、今、わたしは子どもに期待しているのでしょうか。

失敗しても、いいんだよ。

だーれもそんなことで、あなたをキライになったりしないから大丈夫。

ちゃんと、あのときのわたしが言って欲しかったであろう台詞を、

わたしは言えているのかなあ・・・?