ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

アルコール

飲みました。

普段は、あまり家で晩酌は致しませんが。

たまーに、ふと飲みたくなるときがあります。

毎日飲んでいるヒトとは、多分、感覚が違うんだろーなあーと、思ったりします。

写真を撮っていたら、めざとく娘がやってきて、

「あー、のんでるー」

と、言いました。

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 「ストレス解消?」

と、聞かれたので、

 「うーん・・・元気になりたくて」

と、答えました。

キョトンとしている娘に、

 「そういうときってない? なんか自信なくしてさぁ、自分がダメなヤツに思えるとき。

なんでもいいから、褒めて欲しいとき」

娘は、にっと笑っただけでした。

 「ねえ、ママのこと好き?」

普段、息子には聞けても、娘には聞けないコトを聞いてみました。

 「好きー」

 「ママって、すごい?」

 「うん、すごい」

 「ほんとにー?」

 「うん、本当」

(よく出来た娘デショ?)

わたしは、気をよくして、

 「だよねえ、歌ってるお母さんなんて、そういないよねえ。

しかも、作詞作曲までやってるんだもんねえー」

娘は、首を傾げて笑っていましたが・・・。

わたしは、その勢いで、今度は娘を褒め始めました。

 「ママねえ、Nのこと、いい子だなあって思ってるんだよ、いつも」

 「ふーん?」

 「ほんと。もしママが5年生に戻ったらさ、絶対Nと友達になりたいもん」

 「鉄棒ばっかりするんだよ?」

 「いいよ。ドッジボールも一緒にするよ」

普段は、絶対、こんなふうに言えない。

 「部活も頑張ってるしさ、勉強だってそこそこ出来るしさ、ピアノだって、

そこそこ弾けるしさぁー」

(そこそこってつける辺りに、まだ照れがあるなぁ)

 「寝言で、歌っちゃうとこも凄いしね」

 「ママ・・・・それは、イヤミにきこえるよ」

夕食を作りながら、そんな会話をしたのでした。

アルコールを飲むと、そのあと車で出かけられなくなるので、

それが飲まない一番の理由です。

だから、わたしにとって、飲む日は、非日常。

元気になりたいとき。

勇気をだして、普段なら言えないコトを口に出せる。

もしも、当たって砕けても、アルコールのせいにしてしまえる。

意気地なしで、プライドの高い普段のわたしに、

ちょっとだけ魔法をかけて。

素直になってみたくって。

元気になりました。ありがとう。