ばんじさいおーがうまさ!

いろいろあるけどさ、まあなんとかなるっしょ!! なんとかしよーぜ!!

演奏する

今日は、うちの子がいつも仲良くしているトモダチの発表会がありました。

ピアノとドリマトーンを中心に、後半には合奏なんかもあったりするイベントでした。

まだ習いはじめたばかりのたどたどしい音色から、

 「おっ、すごいじゃん」

と思わせるものまで、バラエティに富んでいます。

わたしが一番グッときたのは、ドリマトーンでの演奏で、

スーパーマリオ』のBGMをかっこよくアレンジしてありました。

技術もだけど、構成とか効果の入れ方とか、とても工夫してあって、

最後までワクワクしました。

こうやってききくらべてしまうと、どうしてもピアノでの表現は難しいなと

思ってしまいます。

単調になりがちで、長い曲だと特に集中して聴けないんですよね。

もちろん、そこがレッスンのしどころで、

いかに表現力を培っていくかというのが「発表会」の醍醐味でもあると思うのだけど。

わたしは、自分が弾けないから、ピアノの音色にとても憧れます。

だから自分の子供には絶対に弾いて欲しいと思っていました。

いや、います。

ただミスせずに弾ければいいというのでなく、

自分の気持ちをのっけて弾く、というピアノを持って欲しいと思うのです。

じゃあアンタは自分の気持ちをのっけてギターが弾けるのか、と、

聞かれたら、ちょっと冷や汗が流れてしまいますけれども^^;

肝心のうちの娘は、あまり練習するのが好きでなく、

四歳から続けているものの、遅々としたペースでレッスンしています。

「やめたい」とは言わないので、たまに発破をかけるだけで、

ほうってありますが、

頼むから「トルコ行進曲」くらいは弾けるようになってくれーと、

内心思っています。

(最初は「幻想即興曲」が弾けるようになって欲しいと思っていたので、

これでもかなり妥協しました☆)

それでも、今日は帰宅するなり、わたしが何も言わないのに、

おもむろにピアノを弾き始めました。

いつになく、長くその音は続いていました。

彼女なりに、なにか感じたのかなあー。

歌うピアノ。

踊るピアノ。

いつかうちに、そんなピアノが響く日を楽しみにしています。