タソガレる
気が付くと、「はぁーーーーーーーーーーーっ」と、
大きなタメイキをついているコトが、多々あります。
思い通りにならないから。
なんとなく、ブルー。
そんな自分がイヤで、また「はあーーーーーっ」なんですけどね。
つい今しがたも、メールチェックをしたワケです。
5通の新着メールのうち、5通ともがダイレクトメールで、
うち3通がアダルトサイトへの誘いでした。
で、なんとなく文面を読んでみたワケです。
『都合のいいオンナ』というのを『タダ○○』という隠語で書いてあって、
その条件が羅列してありました。
読んで、アホカと思います。
(そんなオンナいるかよ、ばーか)
で、いかにも実在しているかのよーな、お誘いメールの例が続いているワケですよ。
ホントにコレ読んで実在してると信じて登録しちゃうよーなヤツがいるかどーかは、知らない。
いてもいいよ、わたしにはカンケイないから。
カモられてしまえばいいさ。
でもさ、コレをオンナのわたしに送って来るのがイヤなんだってばさ!
すごく不愉快。
・・・・って、まあそれは、今に始まったコトじゃなくて、わたしが読まなきゃそれでいい。
キリがないけど、ひたすら「送信者の禁止」に登録しつづけるだけのコト。
わたし、思ったんですよ。
いま、わたしがタメイキついているこの気持ちは、
どこかこういうメールの内容に似ているよなあって。
わたしも、都合のいいナニカを求めているんです。
欲しいと思ったときにだけ存在する、プラスαな出来事。
都合のいいときに相づちを打ってくれるダレカ。
都合のいいときに褒めてくれるダレカ。
都合のいいときに楽しめるナニカ。
都合のいいときに可愛がれるナニカ。結局、そういうコトじゃん。
あー、ヤダヤダ。
心の隙間を自分で埋められないなんて、ナサケナイ。
前出の、アダルトメールを読んで、うすらさぶいと思うのは、
都合のいいオンナに対して、ただ求めるだけで、
自分が求められるコトを拒絶しているから。
いや違う、相手にもなにも求めていないんだ。
ココロなんか求めていないんだもの、最初から。
都合のいいときにだけ、返事をしてくれる相手が欲しいなんて、
どうしてそんなふうになってしまったんだろう?
電源を入れなければ動かない人間関係には、
体温がない。
温かくなくていいの?
電気仕掛けのオトモダチ。
思い通りに動きます。
アナタを否定するだなんてコト、あり得ません。
だから、アナタを不愉快になんてしませんよ。
そうともさ。
不愉快になんかなりたくないし、
否定なんかされたくない。
でも、生きていれば、不愉快になるのよ。
否定されるのよ。
そっからだよ、人生なんて!
でしょう?
分かっているのに、
ましてや、わたしはそれを伝えなきゃならない立場だっていうのに、
それでも、片足つっこんでる気がするの。
わたしを不愉快にしないで。
わたしを否定しないで。
そう思っている自分に気が付くの。
そういうタメイキをついているわたしがいるの。
大事なのは、不愉快を愉快に変える方法。
否定を肯定に導いていく過程。
もしくは、否定を否定として、次へ進む方法。
タソガレるには、まだ早い。
そう自分に言い聞かせている、ミドルなわたし、です。