憂鬱になる
テレビをつけていると、憂鬱になります。
中国のデモとか、某事件の被告の発言とか。
朝っぱらから、ため息の連続です。
世も末だね、と、思うことなんて、しょっちゅうだけど、
それでもやっぱり、いろんな不幸はわたしを通り過ぎていくはずだ…という、
なんの根拠もない確信が、頭の片隅にはあるようで。
それに、本当のコトなんて、画面からは読み取れないとも思っているのです。
どこかテレビには不信感を抱いているのです。
昨日、買い物をしていたら、息子がふいに言いました。
「悪いことのあとにはさあ…、いいことが、あるよね?」
本当になんの脈絡もなく、彼はそう言ったのです。
なにを思ってそんなことを言ったのか、聞いてみても、
「なんとなく」
としか言わないのだけれど、
彼は彼なりに、そういうことを考えているんだなあーと、オドロキでした。
そうだね。
悪いことばっかりじゃないよね。
きっとね。
無性に息子をいとおしく思いました。
だからこそ…。